パートの大きな魅力

現在、男女共同参画の事務局をつくり、複数ある事業所のなかから有志のメンバーを募って、これまでの成功事例をまとめたり、自主研究活動を行ってワークライフバランス等についての報告をまとめて発信したりというような活動を行っています。 女性職員比率や女性管理職比率についても、この事務局で到達目標を作り、達成できるよう協議を進めています。
男女共同参画は世間で話題になっているとはいえ、実際の仕事の場ではまだ十分に理解が浸透していないところもあります。 「業務ラインからの推進」と「職員による草の根的な自主活動」との、縦と横との取り組みで、より働きやすい環境を整えていきたいです。
現在の女性比率は全社員の17%程度と、数字としてはさほど多くはありません。 とはいえ、当社では1971年の創立当初から総合職.一般職の区別なく女性を採用し、男性社員とまったく同じように仕事をする風習があったせいか、性差関係なく働く社風が根づいているように思います。
たとえば、男女雇用機会均等法が制定されるまでは、女性社員を募集するとき「自宅通勤に限る」という条件を掲げる会社がほとんどで、ひとり暮らしの大卒女性を受け入れる会社は外資系くらいだったのですが、自社では創立以来こうした制限も一切設けていませんでした。 このような男女差別のない採用基準や社風に惹かれて弊社に入社し、そのまま勤めている女性社員もいます。
また、こんなエピソードもあります。 1980年代の後半、これもまだ均等法以前の話ですが、それまで女性社員がみんなのお茶をいれる習慣だったのを「どうにかできないか」と見直す動きが社内で起こり、やがて総務部が動いて食器洗い機が導入され、その後給茶機が設置されました。
丸ノ内界隈の会社では給茶機が普及するようになり、今ではすっかりオフィスの常識となりましたが、当社がその先陣を切ったのではないかとひそかに自負しています。 そもそもこのような土壌があったせいか、現在も、社内では「女性社員にとって働きやすい会社だ」という声が多いような気がします。
直近3年を振り返っても、女性の離職率は低く、特に結婚や出産で辞める女性社員はほとんどいません。 出産しても、育児休暇を使ってまた職場復帰する女性社員が圧倒的で、ここ5年くらいは第2子を出産する社員も増えつつあります。
ただ、制度という点を考えると、もう少し1人ひとりの人生をきちんとサポートできるようなものがあるとより働きやすくなると思います。

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